会社設立・経営改善をお考えの方へ

貸借対照表とは

貸借対照表は、バランスシート(B/S)とも呼ばれています。これは決算時点での会社の財産状況を表したものです。
資産の部(お金の行先:使い道) 負債・資本の部(お金の調達先)
流動資産(1年以内に現金化される資産) 現金・預金
売掛金
棚卸資産
その他
流動負債(1年以内に支払うべき債務) 買掛金未払金その他
固定資産(長期保有を目的とする資産) 土地・建物
機械・備品
その他
固定負債(長期で支払う債務) 長期借入金
長期未払金
その他
繰延資産(創立費など) 創立費・開業費
その他
自己資本 資本金
その他

貸借対照表は、人間にたとえれば、まさしく肉体そのものを表していると言えます。
つまり、貸借対照表をよく見れば、企業の健康状態がわかります。

損益計算書やキャッシュフロー計算書は、利益やお金の増減1年間の成績であります。
いい時もあれば悪い時もあると思います(毎年ずっと右肩上がりの企業様がおられましたら失礼致しました)。
それに対し貸借対照表は事業開始から今までの積み重ねた結果、いわば人生のようなものだと考えます。

一般的な家庭の財産を貸借対照表に当てはめてみると…
 
財産(資産) 債務(負債)
普通預金 クレジットカード
株式・投資財産 学校の授業料
自動車 公租公課
マイホーム(家) 住宅ローン
その他 その他

皆様の家庭の財産を一度確認してみて下さい。
左側>右側 でしたら問題ないと思います。
左側<右側の場合、住宅ローンを組んで年数が経たない場合などを除き、なぜそうなのか考えてみてください。

会社の場合、これが貸借対照表(バランスシート)になります。
会社の貸借対照表の左側(資産の部)と右側(負債の部)を確認してください。
左側>右側であれば問題ありません。と言いたいところですが、会社の場合はそうはいきません。

? 流動資産(比較的早くお金になるもの)<流動負債(早く払わないといけないもの)

? 固定資産(長期的に収益獲得のために使うもの)の帳簿の金額と今の価値がかけ離れ
  ている。

? 貸借対照表に載っている科目に心当たりがない。

このような状況であれば、早急な改善が必要になります。

改善のポイント

会社の発展には、貸借対照表の改善もとっても重要ですが、では今何をすればいいのでしょうか?
 
? 固定資産が非常に多い。特に短期借入金を原資に固定資産を購入している場合…不要な固定資産の売却・処分をするとともに、短期借入金を長期借入金となるよう金融機関に借換えを相談されてみてはいかがでしょうか。
? 売上債権が非常に多い。(売掛金の回収サイトが長くなっている。もっと悪くなると不良債権化している)…早期の回収をするとともに、支払状況の悪い得意先については、取引額の減額も検討されてはいかがでしょうか。
? 棚卸資産が非常に多い。…在庫のうち、当面使う必要のないものがないか?陳腐化しているものはないか?をご確認の上、売却処分できるものについては、値段を切り下げてでも処分を検討されてはいかがでしょうか。
? 貸借対照表の資産の部に実態のない資産が記載されている、又は返済をしてもらえる見込みのない役員貸付金や未収入金が残っている…
法人成(個人事業から法人事業に組織替えした会社)によく見られるケースです。個人事業の時代の事業のバランスシートが債務超過であったため(事業用の資産より事業用の負債(おもに金融機関からの借入金)が多かったケース)ため、法人成をした時にその差額を会社のバランスシートで短期貸付金として計上せざるを得なかったケースだと想定されます。
こういった貸付金がある場合、税務上、貸付金に対して認定利息(受取利息)を法人の決算において益金計上する必要もあり、個人から法人へ返済することが通常は困難であるのですが、決して放置しておいてよいものではありません。

このような状況にある場合は、まずは顧問の税理士事務所へご相談をされることをお勧めしますが、もし解決の糸口が見えない場合には、当事務所へお気軽にお問合せください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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